モード系ファッション

モード系ファッションとは?

モードとはフランス語の「MODE=流行・ファッション」という意味で、日本語に直訳すると「ファッション系ファッション」というちょっとわかりづらい意味の言葉です。

少し解釈を加えても「流行のファッション」という意味になってしまうので、具体的に何をもってモード系と呼ぶのかについてはよくわかりません。

現在日本のファッションジャンルとして機能しているモード系は、イメージ的にはクールで斬新といったものをさすのに使われます。

極端な例ですが、レディ・ガガのようにそれまでの既存のファッションの概念を壊しつつ、自分らしいオリジナリティを主張していくものというふうに思えばよいでしょう。

また特徴として、形や装飾は比較的シンプルでありながらシルエットに斬新さを作り出すということや、ブランドではなくデザイナーでファッションを選ぶというようなところもモード系らしさとなっています。

モード系ファッションはモノトーンで黒色をうまく配色することが多いのですが、全て真っ黒にするのではなく、部分的に目立つ色を入れて対比をくっきりと際立たせるというスタイルも定番になっています。

モード系ファッションの代表的なブランドと特徴

モード系ファッションの代表的なブランドとしては、「MARC JACOBS(マークジェイコブス)」「EMODA(エモダ)」「EGOIST(エゴイスト)」などが挙げられます。

中でもここ最近人気が高まっているのがニューヨーク発のブランドであるマークジェイコブスで、女性だけでなくメンズ服や、時計などアクセサリーも高い評価を受けるようになっています。

ブランドができたのは1986年と比較的古いのですが、のちに米国のセレブたちの間で大流行をしたのをきっかけに一気に日本でもブレイクするようになりました。

特徴となっているのが色の使い方で、モード系の王道である黒に茶色など重めのシック系カラーを組み合わせ、それに高いデザイン性を含ませているということです。

暗い色が多いファッションはどうしても沈んだ印象になりがちなのですが、マークジェイコブスではそれを一気にクールに見せる独自の工夫が盛り込まれており、着こなしができるとかなりセンスの高さを感じられるようになっています。

またエモダは109のショップ店員だったという松本恵奈さんが立ちあげたブランドで、のちに渋谷で大ブレイクをしたという経緯があります。

それまで日本におけるモード系は原宿やDCブランド好きのためのやや年齢層が高いファッションだったのですが、それを10代後半からのギャル系にうまく取り入れていったというところに特徴があります。

好まれる層・着回しや使い方

モード系ブランドにはいくつかの種類がありますが、共通しているのはどのファッションもシルエット重視のため着る人を相当選ぶということです。

モード系ファッションはよく世界的に有名なファッションショーで披露をされるのですが、街中で同様の服を着こなすためにはそんなモデルさんと同じような体型をしていなければいけません。

先に紹介した「エモダ」などは「モード系はガリガリの人が着るべき」という確固とした信念もあるほどで、店員さんとして採用するのも体重制限があったくらいです。

賛否両論はあるかもしれませんが、モード系を完璧に着こなすには相当に体重の絞り込みをしないと苦しいというのは確かなようです。

モード系ファッション